まずは、一部の皆様にはメールでお送りした内容ですが、6月初めの香港出張について感じたことを、以下に転載します。
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香港は１０年ぶりでしたが、アジアの成長を毎日肌で感じました。
ヨーロッパから大挙して企業が進出、欧米の巨大企業のBoard Memberの上位３０％が香港、シンガポール、上海に集結していると聞き、これでは日本は勝てないと感じました。
また、あるヨーロッパ発のビジネスモデルのアジア展開の中、その戦略地域として日本が外されていると聞き、これにはかなりショックを受けました。
更に、２００３年のサーズ事件以降、香港人のマインドが拝金主義から人間関係尊重に転換していて、表情が優しくなってきたというコメントを香港に２０年在住の従兄からも聞き、経済だけでなく人間として成長しているアジアの勢いを改めて知った次第です。
少し嬉しかったのは、我々の想像以上に、アジアの人は、日本人への尊敬の念を持っており、日本人はもっと自信を持ってアジアの中でリーダーシップを示すことが必要であることも大きな気付きでした。
