『THE FIRST
90 DAYS』(ハーバード・ビジネススクール助教授 マイケル・ワトキンス氏著)に「本著は昇進した管理職のために、最初の90日を乗り切るロードマップを示す。この時期に信頼を勝ちとり何らかの成果を上げておくことは、長期的な成功につながる第一歩である」(同著より抜粋)という極めて深いメッセージが記されている。昇進後であれ、プロジェクトであれ、入学後であれ、最初の90日間にどう結果を出すかで、その後のシナリオが変わってくる。
以下、2012年1月に独立をして、私がまず実践した4つの項目である。
第一の実践: 人脈を整理し、活用する
第二の実践: 自ら動く
第二の実践: 自ら動く
第三の実践: ファイナンシャル・プランを立てる
第四の実践: パートナーを選択する
第四の実践: パートナーを選択する
=人生は選択の連鎖がもたらす結果=
これまでの私の人生は、誰しもが必ずしも好まない少数派の選択をしてきた結果だと思っている。言い換えれば、選択肢の中から「挑戦する」を選んできたと言えるし、根底には揺るぎない信念があった。一方を選択することは他方を捨てることであり、信念は「後悔しない」自分を作り上げる「決め手」でもある。
憧れのアメリカか混沌としたブラジルか、日本企業でエリート街道か外資系で一からの挑戦か、羨望のIT業界か地味な医療研究関連か、リスクの少ない経理部門か首になるかもしれない事業部長か、社長を続けるか独立か。勿論、信念を持って「選択しないという」こともあったかもしれないが、それは前進しないことであり、最もしたくなかったことである。また、今回のブログシリーズ述べた大きな選択ばかりでなく、小さな選択の連鎖が大きな選択肢のチャンスをもたらしてくれたとも思っている。
私は、未だ独立して一年未満の駆け出しである。多くの方々のご支援もあり順調な滑り出しではあるが、起業家として、独立して成功しているか否かの解を得るのは、到底早計である。自分のブランドで価値を提供してクライアントからお金を頂戴するという経済行為は、「言うは易し、行うは難し」である。これからも多くの選択肢に直面し、その時々に、右か左かの選択をしていくことになる。
それは、より良き人生へ向かい、己のミッションを実現するための必然たるステップであり、修行でもある。「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」というトマス・モアの格言の如く、強い信念を持って目の前のことに全力を尽くし、常に謙虚に学び続けることで良い選択肢のチャンスが現れて、ベストな選択ができるのだと思っている。その連鎖こそが、素晴らしい人生への唯一の途だと考える。
今回でシリーズ「社長からエグゼクテイブコーチになったわけ」終了となる。毎回、読んでいただいた読者の皆様にお礼を申し上げたい気持ちで一杯だ。
感謝!!(了)
今回でシリーズ「社長からエグゼクテイブコーチになったわけ」終了となる。毎回、読んでいただいた読者の皆様にお礼を申し上げたい気持ちで一杯だ。
感謝!!(了)