今回のテーマは、「ソリューションビジネスの神髄とは?」でした。結論からいうと、「ソリューション」には一つの定義にとどまらず様々な意味があり、各自がそれを上手くビジネスや日常生活に活用することが付加価値として評価され、相手のWinと自分のWinを両立させる・・・・ということが全員で気づき且つシェアすることができました。また、元外資系役員の吉田彰さんから、ご自身の豊富な営業経験から、失敗事例や修羅場を通してのソリューションの神髄を語っていただき、塾生にとって貴重な機会となりました。
最後に、塾長の私から、「ソリューションビジネスのパラダイムシフト」として、「貢献の競争が付加価値のパラダイムを生む」という話をしました。「Fee on free」の考え方でLinuxやアップルのiアプリのモデルになっているものです。まさに大きなビジネスを創造できるシンプルで画期的モデルですが、詳細は塾生のみに伝授しました!(笑)
塾の白熱ぶりは、今回参加していただいたオブザーバーの方々(久野塾では必ずオブザーバー参加していただいてから来年の参加を決めていただく方針です)からの感想をご覧ください。
(T.S. 38歳 男性)
今回、久野塾にオブザーバーとして参加させていただき、たくさんの気づきをもらうことができました。今回のテーマである「ソリューションビジネス」についての議論は私が思い描いていたそれの定義をがらりと変えてしまいました。私は業務でソフトウェアの保守サポートチームのリーダーをしていますが、実情は不具合を修正することで手一杯の状況です。しかし、そんな状況においてもソリューションを提供し、お客様とWin-Winな関係を築いていける可能性に気付かされました。早速、この気付きを自分のチームに取り入れ、それを目指せるチームビルディング、メンバー育成を進めたいと思います。実際、職場を離れてこれだけのフィードフォワードを得られる場はなかなかありません。自分のスキルアップもそうですが、モチベーションの高い人たちに囲まれる経験はとても貴重と感じました。塾のコンセプトである「個を磨く」という部分でも他にはない経験を積める場だと感じました。自己啓発として学問を学ぶこととは違い、自分の考え方を磨く、そしてそれを表現することを磨くことができる場は他にありません。ぜひ来期、参加させていただこうと思います。
(S.O 35歳 男性)
私のビジョンは、「日本のおもてなし文化を競争力にし、世界で勝負する。そして、日本を、日本人を変えること。」です。「スピード感」と「イノベーション力」がその源泉となります。その為に、1. 人脈の質の追求 2.貢献を競争する仕組み作り 3.他者に気づきを与える寛容さと、与えられる感受性ということを理念として掲げています。私は起業を志していますが、久野塾で一日過ごさせて頂き、上記150文字程度の文章に、自分の考えを整理することが出来ました。久野先生始め、超豪華な講師陣の指導力の素晴らしさに加え、参加している塾生やオブザーバの方々の意欲の高さ、そして、謙虚さにはとても刺激を受けました。右脳と左脳を最大限にリンクさせて、考えることのできた1日となりました。私は、二期生として応募することを決意しました。たくさんの方々と出会い、語らうことができる場に参加することが、今から楽しみでなりません。よろしくお願いします。
(S.H. 37歳 男性)
10月27日のグローバルリーダー養成講座、久野塾第5回にオブザーバーとして出席させて頂きました。当日は1人5分間の自己紹介からはじまり、現受講生、アドバイザー、塾長から普段の会社生活では受けられない厳しく、実践的なアドバイス(久野塾ではフィードフォーワードという言葉を用いていた)を受けました。一人一人が発言する機会が多く、個を鍛えるための時間を経験できます。私も自己紹介をしましたが、表情が硬い、もっと笑顔で話をすると親近感が得られるなど貴重なコメントを頂きました。久野塾は上昇志向を持ったリーダー達が更に自らを研ぎ澄ます場だと感じました。ほぼ7時間も集中するため、受講後はかなりの疲労感もありましたが、翌週からは塾で受けたインスピレーションが仕事へのモチベーションに繋がり自分自身に良い影響を与えてくれたのは明らかです。また来期の久野塾には参加したいと決心した次第です。
(K.T. 35歳 男性)
10月27日に久野塾 第5回に参加させて頂きました。先ず驚いたのは、オブザーバー全員が一人5分間の持ち時間で自己紹介をするということです。しかもその自己紹介の内容を参加者全員からフィードバックして頂けるという特典付きです。(笑)自分の話す内容を考えつつも、他の方へのアドバイスのポイントを探しながら聴き、普段以上に頭を使いました。自己紹介の後は今回のテーマである【ソリューションビジネスの真髄】について塾生の方の発表です。発表ごとにアドバイザーの方の鋭い指摘と塾長のからの解説があるのでテーマを色々な視点から考えることができます。テーマについての発表の後はスペシャルゲストによる講演で更に理解を深め、最後は塾長によるその日の総括で完全に腹落ちするという仕組みです。久野塾では塾長による一方的な講義ではなく全員で考え、議論することでテーマの本質により迫りやすくなると思いました。自らの課題であるビジネスパーソンとしての『個の力』を磨き上げる最高の環境であると感じ価値ある時間を過ごすことができました。
2012年の最終回は12月8日(土)9:30~17:30@英治出版ラボで行います。2期生候補のオブザーバーも数名参加が決まっています。テーマは、「ファイナンスとコンプライアンスの視点」です。講師は、国際税理士でジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社代表取締役社長の鈴井博之さん(略歴下記)です。超一流のファイナンス・コンプライアンスのプロの講師が、塾生に「ビジネスで必要なファイナンスとコンプライアンスの考え方、リスクマネジメント等」を事例をまじえながらわかりやすく説明してくれますので、期待ください!
1988年から8年間、大手会計事務所であるKPMGにて税理士として国際税務業務に従事。その間、1991年から約3年間はKPMGスペイン・マドリッド事務所の日本企業担当責任者として勤務。その後1996年から8年間、サン・マイクロシステムズ(株)の経理財務本部にて統括部長を務める。2004年、米ゴールドマン・サックス・グループに転身し、日本初のホテル特化型上場不動産投資信託(J-REIT)であるジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(JHR)の設立に尽力。2005年に本JHRの資産運用を請負うジャパン・ホテル・アンド・リゾート株式会社の取締役管理本部長に就任、2007年には同社代表取締役へ就任する。
さらに、2012年4月、JHRと日本ホテルファンド投資法人との合併を実現。現在は、シンガポールのRECAPグループの下、合併後のジャパン・ホテル・リート投資法人の資産運用会社であるジャパン・ホテル・リート・アドバイザース株式会社の代表取締役社長を務める。
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P.S. 今週から2期生の募集を開始しました。既に数名の申し込みをいただいています。塾は少人数にこだわっており、最大15名(1期生の継続希望者含む)です。入塾ご希望の方はお早めに12月8日(土)第6回のオブザーバー参加をお申込みください。 連絡先: mhisano@mcginc.jp
2013年開催予定日:
2月16日 4月6日 6月8日 8月3日 10月5日 12月7日 の各土曜日
2013年開催予定日:
2月16日 4月6日 6月8日 8月3日 10月5日 12月7日 の各土曜日